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“「おとボク」まとめ”の裏戯れ言

「おとボク」まとめサイトに書けない秘密のことども（笑）

「世界観」がステキな「おとボク」／Ｑ＆Ａ：「櫻の園のエトワール」はいま何刷？ ――先週のつぶやきから・第四回

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「世界観」がステキな「おとボク」／Ｑ＆Ａ：「櫻の園のエトワール」はいま何刷？ ――先週のつぶやきから・第四回

　……無謀です（苦笑＆挨拶）
　全国1千万人の「裏おとボクブログ」読者の皆さま、ごきげんよう。今週は重要告知からです。

　それともう一つ。いよいよあす、11月4日は同人誌即売交流会「おボク様が見てる？18」＠東京卸商センターの開催日です。サークル参加数はともあれ、「おとボク」ファンの皆さまとお会いできることを楽しみにしております。「ネタ」を用意していきますので、ぜひお誘い合わせの上ご来場をお願いいたします。

　もちろん、下のようなツイートも引き続きあることですし、先週お話しした《「乙女はお姉さまに恋してる～２人のエルダー～」をきちんと「群像劇」として理解しアニメーション作品をお作りいただける企画者・団体》の方もお待ち申し上げております。

　ちなみに……

　……というご意見もあるようですが、僭越ながら私から言わせていただけるならば、「1」のアニメ化作品については、feel.さんだからああいうものにできたわけではなくて、あくまでもこの記事とそのリンク先をご参照いただければ。

　それでは、「先週のつぶやきから」第四回、スタートです。先週取り上げ損ねたツイートもいくつかありますよ。そして今週は、「続きを読むのですよ～」の先が長いです。


　さて、いったん「おとボク」の話から離れて、誰もtogetterしないのと、自分自身で網羅できていないのとでここに貼ります。ノベルゲームの画面の「ワイド化」に関して、「製作側から」大変興味深いツイート群が。

　……みなさん、ご苦労が絶えないようですね。実際、『処女はお姉さまに恋してる～２人のエルダー　ビジュアルファンブック』のスタッフインタビューには、「ワイドサイズへの変更はのり太さんが悲鳴を上げました」との小見出しが。16対9のワイド全画面をフルに使って全力で美少女を愛でたい方々のお気持ちも十分理解してはおりますが、他方ではこういう苦悩もある、ということで。

　さて、昨日のTLにこんな話が（何かたびたび蒸し返されているようにも思いますが）。

　……orz　でも、「おとボク」は「マリみて」にインスパイアされて書いた（嵩夜あや氏（談））っぽい＠『終末少女幻想アリスマチック』註釈
「インスパイア」註釈＠『終末少女幻想アリスマチック』
　ことが、単に「舞台設定」だけではなく、そこに展開される登場人物間の関係性も含めて、「本質」をきちんと踏襲して書かれた物語だからこそ、「マリみてとおとボク勢にわかれるTL」が展開されたように思います。

　それでは、先週の「おとボク2」に関してのツイートをいくつか拾い上げてみます。最初は異論を覚悟でこんなものから。

　……誰と自分とを重ね合わせるか、すなわち感情移入の入り口は、人それぞれであるわけで、こんな重ね方があってもいいのです。おそらくこの方は、あの場面でのケイリのあの「提案」初見時に、大粒の涙を流したのではないかと（大げさ）。

　《「パケ買い」の「リスク」、ここに極まれり！》といった感じでしょうか（苦笑）。ただ、それでもこの方の場合は……

　……とおっしゃっていただけるまでにお気に入りになった、ということで、本当に良かった。

　……布教活動ありがとうございます！　でも、「プレイするには時間がかかる」ことだけは本当なんですよね……（苦笑）。ただ……

　……であることもまた事実なのです。まあ、千早としては、さすがにミニスカートを穿いて「男バレ」のリスクをむやみに上げる必要性などないわけですが（いろいろな意味で……爆）

　そして、このゲームがお気に入りになると、こうなる方も多いようで。

　これ、よく見るツイート内容ではあるのですが、以下にその「物語の世界観」が好まれているか、という証拠のように思えます。もちろん、それには「主人公もフルボイス」であること、という要素が大いに効果を発揮しているわけですが。そういえば、こんなツイートもありました。これもまた嬉しい。

　ゲームはこの辺にして、今度は小説作品に関連したツイート群を。

　さすがに、これには反応せざるを得ませんでした。

　あは、あはは……。それでも、まるち文庫版のアンソロジーノベルは第十一巻まで続き、続刊も予定されているわけで。いかにそこに「ニーズ」があったかの反映でしょう。そして、この方はこうもおっしゃっています。

　※「おとボク2」ノベライズ作品集一覧はこちら。

　続いて、先週に引き続きGA文庫版の感想をいくつか。

　……どれも嬉しかったのですが、この最後の感想記事が特によかったですね。どうしても一文だけ取り上げるとすると……。

「美少女ゲームの見えない檻」みないなものを取っ払って仕上げてくれたが単純に嬉しかったですし、また、それでこそノベライズにした意味があるというものです（原文ママ）

　……という文章でしょうか。せっかくいいこと言っているのにtypoがもったいないのですが。ただ、「おとボク2」の公式ノベライズ版がヒロインたちの、そして千早の「物語」としてしっかりと「完結」している、ということに関しては、ほぼ異論はないのではないでしょうか。

　今週は、最後をＱ＆Ａコーナーにしたいと思います。それでは最初の質問から。

　これについては、作者さまご自身による回答があるので、ここに引用として披露させていただきます。

オンリーイベント「おボク様が見てる？」に出展されたサークル「八王子パルサー」さまの出展物『処女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール』（※のちのファミ通文庫の同名ノベルの原型）のあとがきから（拡大鏡が欲しいです、先生……あと［　］内はtakayanによる追記）。

　お話しとしては、貴子ルートの後と云うことになっています。葉子が［生徒］会長になっているよりも、君枝が会長の方が面白いですからね（笑）

　すなわち、「厳島貴子嬢のあと、菅原君枝嬢が生徒会長になるのが貴子ルートだけであるため、たまたま貴子ルートからの続きとして書かれている」ということになります。「あなたが「この人」と思う人のルートが正史なのであって、公式に「正史」など存在しない！」ということでよろしいかと。

　【11/4追記】もっと的確な答えがありました。「やるきちゃんねる」2010年2月26日の記事内、「おと２ブログに質問」のＱ＆Ａから。

Q ■ 薫子が出てくるということは前作の貴子ルートの続きの話なのでしょうか？

A ■ えーと、良い機会なのでちょろっと。単に、君枝さんが会長になるルートが貴子ルートしかないからそうなっているのであってですね、別におとボク１のメインヒロインが貴子さん、と言うわけではないのです！
そうお断りした上で、続きかと聞かれればそうなります。
ゲームのメインヒロインって言うのは、あなたが好きになってくれたヒロインのことを言うんだぜ！

　それでは次の質問です。

　先週も（ツイートを通して）ご紹介したばかりの『乙女はお姉さまに恋してる Portable～２人のエルダー』の「おとボク2クリエイター放談（後編）」から引用します。

嵩夜あや
（略）あとそうだ！おとボク2のサウンドトラックは今回の限定版にしか付かないのでぜひ限定版をご購入いただいてmaiden's restと並べて飾って頂きたいなと思います。※maiden's rest 『処女はお姉さまに恋してる』オリジナルサウンドトラック

　「おとボク2」のBGMは、「1」からのもの（『maiden's rest～』に収録）と、「2」独自のもの（上に引用の通り）とがあって、両方セットで初めて揃うのです（※ただし「2」で「夕陽のあたる教室（ひのあたるへや）」と名付けられている曲はどちらにも収録されていない）。「2」独自のものが、PSP版ゲームの限定版（中古で探してください……）付属のものであり単独では非売品になっている、というのが頭が痛いですね。
　そのうえで、「2」のボーカル曲については『処女はお姉さまに恋してる～２人のエルダー ボーカルミニアルバム』に収録されている。
　さらに「おとボク2」のPSP版のオープニング、エンディングについては、別途シングル盤が出ている。
……というやっかいさ。
　なので、制覇は大変なことと思いますが、頑張ってください（としか言いようがないのがとても残念……）。

　さて、最後の質問です。質問者が誰なのかについては、ツッコまないのがお約束。

　2007年12月に発売された、ファミ通文庫版の『乙女はお姉さまに恋してる～櫻の園のエトワール』。発売から約6年が経過しようとしていますが、まだ新品を買い求めることができます。ただし、今回調査のために秋葉原を久しぶりに歩きましたが、店頭在庫があったのは「とらのあな秋葉原店Ａ」と「アニメイト秋葉原店」だけ、と少し寂しい状況。このことが6年の時の流れを如実に物語っているように思います。たぶん売り上げのかなりの部分は「amazon.co.jp」および「楽天ブックス」などの通販経由なのではないでしょうか？
　さて、肝心の回答の前に裏話をひとつ。私も発売当初にこんなレポートをしている手前、当然持っているわけですが、当然初版だと思っていたそれの奥付に改めて本日ショックを受けました。

二〇〇八年一月四日　初版発行
二〇〇八年一月二三日　第二刷発行

　公式発売日前に買ったはずなのに、「初版」じゃなかった……＿|￣|○
　……と思ったら、初版本のほうは娘にあげてました（苦笑）　まあ、発売されてすぐにあわてて増刷したのがまるわかりな奥付ですね。

　そして時が経ち、さらなる続編「２人のエルダー」発売で秋葉原はおろか通販サイトからも在庫が払拭。そして2010年8月に増刷されたのが第五刷、現在は第六刷、となっているようです。そして、amazon.co.jpさん、いま見ても「5点在庫あり。（入荷予定あり）」、楽天ブックスさんも（残りあと6個）とか……相変わらずコンスタントに売れ続けているようですね。
　……それにしてもホビレコードさん、ドラマCDの製造中止が早すぎます！　復刻を強く希望します！

　……今週はここまでです。来週は土日で泊まりがけの勉強会がはいっているので、更新できるかどうか分かりません。もし再来週に二週分の更新になってしまったら、そのときはごめんなさい。
　それでは、あすオンリーイベント会場でお会いできる方はよろしくお願いします。いつもの通り緑色の名刺がはいった名札をぶら下げていますので、気軽に話しかけてくださいね！

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